2023年、兄弟全員フィリピンへ留学する。

うちには3人の子供がいる。高専3年生男子と小学5年生の男の子と小学3年の女の子の3人。

小学生の2人は、2023年1月の1ヵ月を使ってフィリピンの小学校に在籍させることにした。11月8日から11月27日まで。12月初旬までフィリピンには滞在するが、後半は学校の創立記念日で休みになってしまうとのこと。

 私自身が高校3年生で1年間ブラジルに交換学生させてもらったので、18歳の長男には何でも自分で判断させて、自信をつけてもらいたかった。さらに法律改正で日本の成人年齢が18歳になり、クレジットカードが作れたり、成人として単独で渡航ができる扱いとなり以前よりもますますスムーズに18歳の単独渡航ができやすくなっていた。1ヵ月半の夏休みを使って高専3年生がフィリピンに留学したら、その学校には幼稚園から大学まであったのが、理由の一つ。高専生の渡航は、2023年8〜9月に終了済み。

海外留学とでは、大抵の人が英語学習のためなんですねと言う反応である。フィリピンの学校教育は英語で行われているので英語教育と言うのは間違いではない。しかし英語を学ぼうと思えば、1ヵ月そこそこではほとんどレベルはさほど変わらないと思う。英語学習すれば満足と言うのならば、毎日日本でコツコツと英語の本の暗唱をやったほうがいい。

日本政府は月に1万円の子ども手当をくれている。留学費用は子ども手当の1年分と考えれば、経済的にそんなに無理な話ではなく、保護者の仕事の都合さえ付けば十分に実現できるレベル。そしてわざわざ日本の学校休んでなぜ行くかと言うと、自分が持っている常識が世界の常識ではないことを知る経験をしてほしいからである。
 そうは言っても、このところ円安が進み、2023年の夏には1ドル150円に達してしまった。フィリピンの小学校は、日本と同じ日程で夏休みだったため、8月27日までは学校は休みだったらしい。23年12月の冬休みだと渡航費が高い時期にかかり、24年春休みまで待てば、フィリピンの暑さが厳しくその時の円の価値が大きく下がる可能性もあり、日本の小学校の長期の休みを待たずに留学させることにした。

日本語を話さない同世代の友達と学校に通い、何を感じるだろうか。その友達が話す言語がもっと話せるようになったらいいなと思う経験ができることを願い、英語の勉強はこの1ヵ月の通学が終わった後、日本で長く続くものと思っている。

これを書いているのは学校に来て2日目だけど、一生懸命時間を作ってなんとか都合をつけた1ヶ月なのに、「たった1ヶ月で帰るのか??」という反応をされる。

次男の5年生には日本人は2人、娘は日本で3年生で学年を下げて2年生に在籍させたが、14人クラスで5人が日本人で、1年単位の長期で在籍しているらしい。校内には韓国人生徒もいた。日本の教育レベルは高いけど、英語を話せる人が少ない教育なのは本当にもったいないと思う。今回は、学校で友達と強烈に遊びたい、話したい、という気持ちになってもらいたいと期待している。

https://www.foundationu.com/ その学校 Foundation University Dumaguete, Phillipines

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