令和3年3月3日3続きの日に寄せて

長男の入試が終わり、ホッとした。遠方で寮に入るので、いろんなものを片付けていたところ、意外なものを片付けることになってしまった。

春だわ。今年もよもぎが生えた。

パートで勤めていた介護の仕事を退職することになった。

介護の仕事に強い思いがあって10年前に、ヘルパー2級の資格を取りに行った。当時は法律事務所の事務員をやっていて、本来はその道を極めなければいけないのに

事務所に寄ってくる相談者の高齢者の足の運び方や介助の仕方や特徴のある会話に関心が深まっていた。

この10年間は4事業所で働いてはやめて、介護の仕事から離れるとまたその仕事をしたくなる。の繰り返しだった。本業のよもぎの仕事が忙しく介護の仕事を手放してはまた誘われるがままに介護の仕事を再開すると言うことを3度繰り返した。

今のところ、今回ばかりはもう福祉の現場に行くことがないだろうと思っている。その理由は、自分の深い部分の本音にようやく腑に落ちた感触があるためである。

私の離婚歴をかっこうの理由にして、両親が私の自己肯定感を下げ続けるために、両親からはずっと距離をとっている。私は実家に帰ると生きる気力を削がれ、息が詰まるのを覚悟で向き合わなければならないため、そういった家庭の中で解決できないことを社会で何とか解決しようと気負っていた。そんな自分にねぎらいの声をかけて、福祉の現場を離れることを自分で自分に許可した。

たびたび人生にこういうことが訪れる。花を飾ったりよもぎのお風呂に入って自然と増えていると、自分の本音にもどんどん近づいていく感じがしている。これは一般的なよもぎの薬効でも効能でもないけれど、ハーブボール協会の仲間の間では割と有名な話である。

本来の自分にどんどん近づいていき、新しいステージに背中を押してくれる。

自分であらかじめ予定して令和3年3月3日に新しいステージに進もうと予定をするわけではない。そのきっかけは突然訪れる。

人生はいつだって自分の人生を自分で操縦をすることができ、やるべきことを選び取り、手放したいものを手放すことができる。

少なくとも、発する言葉と文章を書く内容においては、いつでも全て自分の思い通りである。できるだけ第三者の皆さんに聞こえて心地良い言葉を発し対し、嘘を発することがあってはならないと思う。

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